2008年 02月 08日
シュタイナー幼稚園面接について。 |
先日シュタイナー幼稚園の面接に行ってきた。
今通っているのはシュタイナーデイケアホームとよばれ、
先生が自宅でやっているこじんまりした所。
今秋からはビッグスクールとよばれる年長~中学まである大きな学校に通う。
そして、面接。
ちょっとドキドキしながら夫と共に参加。
この写真の場所、実際のクラスルームで子供なしでの話し合い。
数回訪れたことのあるこの教室。
1時間半という長い時間を過ごしたのは初めて。
ご覧頂ける通りにピースフルでビューティフル。
おまけに先生方はとても優しく、落ち着いた声でささやくように話す。
普段は大雑把なわたしまで、気づけばささやくように話し、
とても落ち着いてリラックス。
英語だというのに、その緊張感もどこかに消えていた。
これがシュタイナー教育の醍醐味なんだと思う。
この雰囲気の中で、こどもたちを導いて行く。
そりゃ、良い子になるわ~と実感。
この雰囲気の中に身を置いてますますわかった。
家でとてもワイルドでがさつなわが子供たち。
それってやっぱり親の姿を見ているからだ。
長くなるけれど。
こども②も週に2回だけアメリカの普通のプレスクールに通っている。
そこで「おかたづけ」が出来ない、と言われた。
先生はとても良い先生なので、きっと「Clean Up」という英語がわからないせいだろう
と言ってくれる。
なので、同じような境遇だったこども①にも聞いてみた。
お方付けの時間が来たらミセスRは何て言うの?意味わかる?
歌でも歌うの?
「何も言わない。」とこども①。
「何も言わなくてどうしてわかるの?」
「ミセスRが使っていないおもちゃを片付けはじめるの。
そしたらそれを見てお片付けの時間だな~ってわかるの。」とのこと。
あっぱれ。ミセスR。
言葉を使わずに子供を動かすことができるのだ。
子供の心に訴えかけるのだ。
自分の体を使い、態度と雰囲気で子供に伝える。
神業的だけれど、シュタイナーの先生は実践しておられる。
今度会ったら、是非とも爪の垢でも頂戴してこよう。
Antique Quilt*Down To Earth
Click!Click!してくれたらうれしいです。
by downtoearthusa
| 2008-02-08 09:51
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