2010年 03月 18日
季節のテーブル |
シュタイナー学校では、季節のテーブルを大切にします。
教室の片隅に、その「季節」を感じるものを飾ります。
・・・・のはずだったのですが・・・
こども①の担任のMrs.P。
どうも様子が違う。今年還暦を迎えるベテラン先生なのですが。
7年生が作ったという粘土のカメに、丸太を置いてあるだけ。
あれれれれ。様子が違う。
美しいシルクのスカーフをひいて、その上に季節のお花やお人形のはずでは??
どうも大雑把な性格のよう。
そこで、見よう見まねで作ってみた季節のテーブル。
この季節は、ルートチルドレンと猫やなぎが良いらしい。
「さあおきなさい、もうすぐ春がやってくる」です。
どうせなら、少しでも自然を感じる方がいい。
そこで、土を盛ってヒヤシンスの球根を植え、苔をひいてみました。
なんだかかわいい。自分でもうれしくなっちゃいました。
***
この月曜日は、自称アーティストの同級生のお父さんに「翻訳」
を頼まれて行ってきました。
なんでも、東京で個展をするからその広告を翻訳をしてほしいとのこと。
行ってみると、その日付はなんと2050年。
んんん?
40年後?お年60才って聞いてたんだけど。
2050年にはなんと100才。
生誕100年祭の個展を東京で開催するために、今から制作活動に励むとのこと。
ヒロシゲからタダオ、クロサワにトワイライトサムライ。
(たそがれ清兵のことだった。)
ヨージヤマモトにリエミヤザワ。タケノコゾクの写真まで。
「ハルキとリュウとどっちが好きだ?」と聞かれたり。
コウボウアベの小説はスバラシイ!だの、ケンザブローオエの深さについて
どう思うか?などなど。
ものすごい日本通でもあり、なんだかものすごい変わった人でもありました。
***
週に一度のシュタイナー学校での親子教室の手伝いも、深くふかく感動しています。
それと、教員養成講座も。
今回の授業は、演劇に木工にデッサン、哲学。
今まで芸術的なことには縁がなかったので、刺激的です。
コメント、なかなかお返事まで手がまわらなくて本当にごめんなさい。
とてもうれしく読ませてもらっています。
by downtoearthusa
| 2010-03-18 10:29
| シュタイナー教育